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乳がんを受け入れるために必要なこと


乳がんと診断されてまず初めに何を思いましたか?

がん=死

乳房を失うということは、もう女性ではなくなってしまうのではないか

辛い抗がん剤治療でやせ細り、髪の毛も抜けてしまう

趣味や仕事などいままでの生活を続けられない

結婚できない、出産をあきらめる

・・・・・

多くの人が思い浮かべるこれらの「がん」や「乳がん」のイメージはどうやって作られるのでしょうか?

あなたの思い浮かべるこれらの「乳がん」のイメージの多くは、テレビや映画、がんで亡くなってしまった芸能人のニュースなどから作られていることに気づきませんか?

マスコミはがんをドラマティックにまたセンセーショナルに取り上げる傾向が強くあります。残念ながら亡くなってしまう方もいますが、乳がんに限って言えば、元気に日常を取り戻している方のほうが圧倒的です。また医学の進歩は目覚ましく、ほんの数年前と比べても治療法や薬剤の選択肢はどんどん増えています。

乳がんであることを受け入れるには、まず乳がんを正しく知ることが大切です。

全がん協部位別5年相対生存率(2004-2007年診断症例) 

*手術症例の生存率から作図(全がん協加盟施設生存率協同調査

このグラフはがんの部位別5年相対生存率を示しています。グラフを見ると、他の主ながんと比べて乳がんの予後がとても良いことがわかります。

もちろん同じ乳がんでもステージが低いほど、生存率の数値は良くなります。乳がんの罹患者数は女性のがんで一番多く年間8万人を超えていますから、このグラフは治療後に社会に復帰している人の数もとても多いことも同時に示しています。

さらにこれは2004年から2007年の間に乳がんと診断された方のデータですから、今乳がんと診断された方のデータはもっと改善されているはずです。

がん=抗がん剤治療をイメージする人も多いかと思いますが、病理タイプによっては抗がん剤治療が必要ない場合もあります。あらかじめ抗がん剤の効果を予測する検査も自由診療になりますがあります。また今は抗がん剤の副作用を抑える良い薬もあります。

たしかに、乳がんは術後10年を過ぎても再発・転移する可能性が残りますが、転移してからも治療でがんをコントロールして、日常の生活に戻っている方も多くいらっしゃいます。

乳房を再建する方も増えています。2013年には自己組織よりも体への負担が小さいインプラント(人工乳房)が保険適用になり、「乳がんは乳房再建までが治療」との考え方が広まってきました。

いかがでしょうか?乳がんを知るにつれ、不安がひとつずつ取り除かれていきませんか?

ネット上には乳がんに関する情報が溢れていますが、医療はものすごいスピードで進んでいますから、ほんの1年前のものでもすでに古くなっている情報はたくさんあります。また乳がんは病理タイプによって治療法も予後も異なりますから、個人の体験記が自分にそのままあてはまるとは限りません。

乳がんを受け入れるために大切なことは、まず乳がんに関する正しい情報を知ること、そしてその情報のなかからどれを選択して自分に取り入れていくか決めていく勇気です。

乳がんと診断されて不安になるのは、当たり前にあると思っていた自分の未来が突然見通せなくなってしまうから。そんなとき力になるのが、自分よりちょっと先を行く先輩たちのリアルな姿です。

このサイトでは乳がんとなってから自分の人生を選択していく勇気を持ったことで今を素敵に過ごしている乳がんサバイバーの方をたくさん紹介していきます。あなたの未来を明るくするための力にしてください。

乳がんと共に自分らしく生きる素敵な女性を紹介しています→乳がんと私


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