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乳がんになってからの漠然とした不安の正体は?

私たちはこの「Breast Cancer & Me」のサイトを通して、長く続く乳がんLIFEに役に立つ情報を発信しています。
乳がんと診断されたばかりの頃は、どんな人でも深い不安に陥ります。また治療が一段落すると、ここでまた不安な気持ちになってしまうことも。
その不安の正体はなんなのでしょうか?
私たちは「乳がんと私」という企画で、乳がんと共に生きる素敵な女性を紹介しています。彼女たちの言葉の中に、不安から逃れるヒントが見つかります。
今日はcocoさんのインタビューから一部ご紹介します。いままで治療で忙しくしていたのが、治療が一段落すると急に虚無感を感じるように。cocoさんはそのときある団体で乳がんサバイバーの方に相談してみることにしました。
あるがん患者支援をしているNPO団体で、がんサバイバーの方と1対1で相談できる機会があったんです。そこでそのときの漠然とした不安を話してみました。私の話を聞いた彼女から「失ったものなんて何もないじゃない、悩むことなんてないわよ」って言われて。
考えてみれば、乳がんになって彼氏と別れたわけでもないし、仕事を失ったわけでもない。(中略)それで、あー本当に私は乳がんになって失ったものはなにも無いんだな、ということに気づいて、それからは悩むことを止めました。
自分が不安に思っていることはなんなのか、一つずつ小さいピースにしていく作業は大切です。
そうすることで漠然としていた「不安」というものが形をおびてきます。
そして自分が抱えていた気持ちは、実はそんなに悩むことはでないのかもしれない、という気づきが得られる場合もあります。
cocoさんのインタビューの全文はこちらから読むことができます。
またその他の素敵な女性のインタビューもこちらから読むことができます。
ぜひ、不安との向き合い方の参考になさってください。