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患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版

がんのステージやがんの性質によって治療法が異なる乳がん。個別化医療が進んでいる乳がんでは、治療法を患者が選び取る時代になってきています。
知識を持っていれば、自信をもって治療法を選択することができますし、漠然とした不安も解消されます。
そして知識は正しいものを身につける必要があります。ネット上の情報の多くが古いものだったり、個人の見解や体験談に過ぎないものもありますから注意してくださいね。
さて、そこで患者が正しい知識を得るための情報源としておすすめなのが日本乳癌学会からでている患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版です。
これは2年に一度出版されており、2016年版が最近でました。

画像はアマゾンよりお借りしました
最新の情報をもとに、患者さんからの計68の質問(Q)に対する回答(A)と解説が掲載されており、たとえば、
食生活と乳がん発症リスクとの間に関連はありますか。
家族(夫・子ども)とどう向き合えばよいのでしょうか。
治療後の生活の注意点を教えてください。
医療スタッフと上手にコミュニケーションをとるには、どのようにすればよいでしょうか。
といった、治療以外の気になる質問とその回答も掲載されています。
同じ内容は乳癌学会のサイトにも掲載されていますが、書籍を手元においておけば、医師に相談する際に病院に持参することもできますね。
ガイドラインはアマゾンからも購入できます→☆
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