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乳房再建手術後の悩み:乳頭・乳輪の再建はどうする?メリットとデメリット

乳房の再建手術が保健適用になったことにより、乳房の全摘手術後に乳房再建手術を選択する方が多くなりました。
乳房の再建には術式がいくつかありますが、いずれの術式であっても乳房のふくらみを取り戻した後に悩まれるのが乳頭・乳輪についてではないでしょうか。
乳頭・乳輪についても再建手術を行うことは可能です。しかし、ふくらみさえ戻ればよい、という方やこれ以上の手術には抵抗がある、と考える方もいらっしゃいます。
また、乳頭・乳輪の再建手術をするためには、乳房再建手術から半年程度期間をあけるよう指示される場合が多く、この間に乳頭・乳輪の無い生活に慣れてしまった、という方もいらっしゃいます。
ここでは乳頭・乳輪の再建手術を行うメリットとデメリットをまとめてみました。
【乳頭・乳輪の再建手術を行うメリット】
自分の体を見たときに、元に近い形に戻ったことを確認できる
温泉や銭湯など、公衆の場でも気にせず入浴できる
【乳頭・乳輪の再建手術を行うデメリット】
手術によってさらに体に負担をかけてしまう
必ずしも手術しなかった側と同じような乳頭・乳輪になるとは限らない
再建した乳頭がうまく生着しない場合がある
もし、乳頭・乳輪が必要と思うシーンは年に数回行く温泉だけでしたら、人工乳首もお勧めです。
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乳房再建手術後の胸にナチュラルな人工乳首(ニップル)bloom