乳がんを乗り越えるための7つの心構え1(まにゃさん_1/3)

March 14, 2016

乳がんと共に生きる素敵な女性を紹介する「乳がんと私」。今回はまにゃさんと一緒に「乳がんを乗り越えるための7つの心構え」を考えてみました。

 

 まにゃさんは2014年に50歳で乳がんと告知され、左乳房全摘同時再建でエキスパンダーを挿入し、その後インプラントで乳房再建、乳頭乳輪再建、分子標的薬(ハーセプチン)と抗がん剤(ドセタキセル、FEC)治療を終え、現在ホルモン治療中です。

 

 

抗がん剤では脱毛をはじめとするさまざまな副作用が出現しましたが、持ち前の明るさと卓越した情報収集能力を駆使し乗り越えられました。またネット上のコミュニティや患者会にも積極的に参加され、ネット・リアルを含めるとこれまで200名以上の乳がん患者の方と交流を持っています。仕事にも前と同じペースで復帰しています。

 

 

髪も肩につくほど伸び、毎日をアクティブに過ごされているまにゃさんに、乳がん告知から2年を過ぎた今、乳がんと診断されたばかりの方に伝えたいことをお聞きしました。

 

 

1:知識を身につけ、納得して治療を受ける

とても明るいまにゃさんですが、実は乳がんの治療スタート時はあまり治療に積極的ではありませんでした。

 

「乳がんと診断されたときの気持ちはどっちでもいいや、という感じでした。私は、就職や結婚、子育てなど、これまで順調で幸せな人生を送ってきたという思いがあります。だからもしがんで死ぬとしても抵抗せずに自然に任せ、積極的な治療もしたくない、という考えでした。」

 

 

術前の検査ではステージ2、腫瘍径が2cmのおとなしいタイプということで全摘・同時再建を薦められ2014年の3月に手術を行いました。術後の検査結果はHER2が3+、ホルモン陽性のトリプルポジティブ、腫瘍径は2cm以上、抗がん剤をしないとだめだと医師から言われますが、このときもやはり抗がん剤はやりたくない、という気持ちが強かったそうです。この時点まで乳がんに関してはまったく調べず、知識も不十分でしたが、8月に乳がんに関するフォーラムに参加して意識が変わります。

 

 

「私はHER2が陽性なのでハーセプチン適応となり、タキサン系の抗がん剤ドセタキセルを併用していました。すでに投与は始まっていましたが、抗がん剤治療への不安が強く、納得できない気持ちがあったんです。でもそのとき参加したフォーラムで、まさに私と同じ病理タイプの場合にハーセプチンとタキサン系などの強い抗がん剤を併用するかどうかについて壇上で先生方が意見を交わしていて、その先生方も私の主治医と同じ意見でした。自分の治療法について客観的な意見を聞けたことで納得することができ、その後のFECは前向きに取り組むことができました。」

 

 

乳がんでは自分で治療法の選択をしなくてはならないときもあります。また治療には辛い副作用を伴うものもあります。「こんなはずではなかった」と後で後悔しないためにも、自分で納得して治療を受ける必要があり、そのためには乳がんに関する知識を身につけることが大切なのです。

 

 

2:ネット上の情報に惑わされるな!

しかし、乳がんについて調べていくにつれ、ネットの情報には間違いや古い情報が多いことに気づき始めます。

 

 

「乳がんに関してはどんどん情報が新しくなっていて、ほんの2,3年前のものでも、もう古くなってしまいます。ネット上の情報を鵜呑みにするのではなく、フォーラムに参加して医師の生の声を聞いたり、監修がしっかりとした書籍などから、正しく根拠のある最新の情報を手にしていかないとだめなんです。」

 

 

またネット上に数多くある個人の体験記にも注意が必要です。

 

 

「私も抗がん剤治療前に、治療に対して後ろ向きなことが書いてある個人の方のブログを目にしてしまい、自分もこんな風になってしまうのかと、とても落ち込んでしまいました。再発しても元気に過ごしている方もたくさんいます。でも治療が落ち着いて元気な方はブログに書くことがないから、元気な様子はネット上にはあまりないんですよね(笑)。」

 

 

乳がんは病理タイプやステージ、また腫瘍の位置などによっても治療法が異なります。治療による副作用の程度や頻度、また予後も人によって大きく差がありますから、個人の体験談を自分に当てはめて不安になる必要はまったくありません。

 

 

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