乳がんを乗り越えるための7つの心構え2(まにゃさん_2/3)

March 14, 2016

 

乳がんと共に素敵に生きる女性を紹介する「乳がんと私」。まにゃさんの2回目です。抗がん剤の副作用を楽しくおしゃれに乗り越える方法について教えていただきました。

 

* 乳がんを乗り越えるための7つの心構え1(まにゃさん_1/3)はこちら

 

3:ウィッグは高額なものが良いとは限らない

もともとセミロングだったまにゃさんは、抗がん剤が必要と言われた翌日には大手メーカーの店舗で28万円のセミロングのウィッグを購入します。その後、計8個のウィッグを購入しましたが、一番気に入ったのはネットで購入した9,000円のファッションウィッグでした。

 

 

「大手メーカーの医療用ウィッグはシニア向けのデザインなので、どうしてもおばさんっぽいんです。価格もとても高くて。そんなときネットの口コミで乳がん患者さんがリネアストリアをお勧めしているのを知りました。若い方向けのファッションウィッグですが、乳がん患者は30代の方も多いので、こちらのほうがスタイル的にはしっくりします。

 

最初に買ったのが天使のCカールミディアム、人工毛で9,000円ほどです。ウィッグで初めて、これだ!というものにめぐり会えました。私はリネアストリアのウィッグに出会って救われた気持ちでいっぱいになりました。これでどこにでも出かけられる、と思ったんです。諦めないで探し求めて本当に良かったです。」

 

 

少し前までは、医療用ウィッグといえば高額なものばかりでしたが、今ではネットで買える手ごろな値段のおしゃれなウィッグが増えています。抗がん剤による脱毛でウィッグが必要となる期間は、個人差はありますがおよそ1年ぐらい。その間、気持ちも落ち込みがちですが、お気に入りのウィッグがあるだけで気持ちが明るく、また行動範囲も広がります。

 

 

4:乳がんは女子力を上げるチャンス!

抗がん剤治療をすることが決まってから、まにゃさんは主治医からある講習会に参加するよう誘われます。

 

「抗がん剤の外見変化に関する患者向けの講習会で大学との共同プロジェクトでした。外見変化に伴う精神的な負担を軽くすることが目的で、メイク方法や爪の変形を防ぐ予防法などを教わったんです。」

 

 

インタビュー当日もとても素敵なネイルをされていたのですが、実はネイルチップとのこと!

 

 

「もともと爪が弱かったのですが、抗がん剤治療をしたことでさらに脆くなってしまいました。ところがネイルチップと除光液を使わなくてもはがせるグルー(接着剤)を見つけてからは、爪のおしゃれを楽しむことができるようになりました。」

 

 

爪は自分の視界に常に入るパーツですから、そこをキレイに保つことは気分を向上させるためにとても効果的です。

 

「メイク教室では顔色を良くするチークや抜けてしまった眉の書き方、付けまつげについても習いました。実はこれまでちゃんとしたメイクをしてこなかったのですが、抗がん剤治療中はメイクを丁寧にしていたので、たぶんこの時期が一番キレイだったかも(笑)」

 

 

まにゃさんは抗がん剤治療中でも白血球があまり下がらなかったこともあり、体調が良いときは旅行や乳がん関連のシンポジウムなどに積極的に外出、また家の中でも二人の息子さんを心配させないように、常にウィッグをかぶり、綺麗でいることを心がけていました。

 

 

「抗がん剤治療中は頭髪だけでなく体毛も抜けるので、お肌がツルツルになって化粧ノリも抜群! 乳房再建で左右差を調整するため健側も豊胸したので、すっかり若返り2回もナンパされました!」

 

 

抗がん剤治療中はどうしても外見が変化してしまいますが、女子力を上げるチャンスと捉えれば、楽しく明るく過ごすこともできるのですね。

 

ウィッグとネイルを楽しむコツをこちらのページでもご紹介しています。

ウィッグ&ネイルを楽しむ

 

 

5:抗がん剤の副作用対策は万全に

抗がん剤投与中は手・足の爪を冷やして変色・変形予防をしていたにも関わらず、足の巻き爪には長期間苦しめられました。

 

 

「アイスブーツで足先を冷やしていたにも関わらず、巻き爪になってしまったんです。抗がん剤治療中でも体調の良いときは旅行に出かけ、歩き過ぎで足の爪が剥がれたことが原因だと思うのですが(笑)」

 

 

巻き爪で指先が化膿し、サンダルしか履けない状態が続き、液体窒素で爪周りの肉芽を焼くこと7回。抗がん剤投与から1年以上経って、やっと最近ブーツが履けるようになったそうです。

 

 

「抗がん剤はドセタキセルを3週間おきに4回投与しましたが、投与から最初の4日間は体中が痛くて倦怠感が。これは痛み止めの薬を処方してもらい治まりました。FECも3週間おきに4回投与しましたが、毎回吐き気止めの薬の副作用でひどい便秘に。様々な副作用を経験してからわかったことが、副作用が出てから対処するのではなく、なることを見越して対処するということです。」

 

 

抗がん剤の副作用には個人差が大きく、何がでるか、どの程度でるかを事前に予測することは難しいのですが、今は予防法や対処する薬もたくさんあります。抗がん剤の副作用対策は万全に、もし出現してしまっても我慢せずに早め早めの対処が大切です。

 

 

「抗がん剤の副作用で一番辛いときでも私は家族の食事を作っていました。その時は一日中家にいたので、ご飯ぐらい作らないと自分の存在価値がないと思ってしまっていて。あとから考えれば副作用で本当に辛いのは一時期だけなので、その間ぐらい家族に甘えてゆっくりしておけばよかったと思います。」

 

 

辛いときは無理をせずに、体を休めることも大切です。抗がん剤の副作用の症状別対策をこちらのページでもご紹介しています。

抗がん剤の副作用対策

 

 

 

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