乳がんになっても仕事は続けられる(よちさん_2/4)

April 17, 2018

乳がんと共に生きる素敵な女性を紹介する「乳がんと私」。よちさんの第2回目です。乳がんと診断されると多くの方がすぐに退職を考えてしまいます。よちさんもその一人でした。しかし職場の理解ある上司のおかげで休職後に仕事に復帰、今は前と同じように仕事を続けていらっしゃいます。

 

*乳がんと告知され声が震えた(よちさん_1/4)

 

 

初めに受診した時に「かなり高い確率で悪性」だと言われてから、何も喉を通らなく、夜も眠れずにいました。しかし、とにかく出勤し、事情を説明しなければと出社しました。

 

私は2011年からパートとして働いています。時間も9時-15時と短い時間のパート勤務です。「がん=辛い闘病生活、そして死」というイメージしかなかった私は、これからの闘病生活に向け退職を考えました。

 

部署の責任者の方に昨日の結果を言い、「退職しようと思っています。」と伝えました。まだ告知されたわけではなかったんですが、このときは冷静さを失っていたんだと思います。どれくらい休むのかわからず、また休ませてもらえるのかわからず、自分が抱えている担当の代わりを誰かにやってもらわないといけない。ならば退職したほうがいいのではないだろうか…そう考えていました。

 

言葉に詰まり嗚咽まじりに申し出た退職。しかし、責任者の方から出た言葉は、私に前向きに治療に取り組む勇気をもらえるありがたい言葉でした。

 

「どんな治療になるのか、期間はどれくらいかかるのか、まだわからないのなら、退職でなく、休職という形をとってはどうか。あなたは頑張り屋さんだから辛くても頑張ってしまう。だから治療に専念する間の一年間は休職扱いにして、それでもまだ治療期間が長く仕事に戻れないとなった場合に、そこで退職としてはどうか。あなたが戻ってくる場所をちゃんと空けておくから。」

 

とても嬉しかったです。自分が今まで働いてきたことをちゃんと評価してくれているんだと感じました。その言葉を励みに抗がん剤を始める直前に長期の休暇をいただきました。

 

しばらくして気持ちも落ち着いてきた頃、ようやく乳がんについて調べ始めました。乳がんにはタイプがあり、それによって治療が異なること。

 

私の乳がんタイプは女性ホルモンに影響を受けるルミナルタイプでした。腫瘍の大きさが大きかったため、温存手術をするために術前抗がん剤をはじめました。残念ながら腫瘍の範囲が思ったより小さくならなかった為、全摘となってしまいましたが。

 

抗がん剤、全摘手術を経て、ホルモン治療となりました。抗がん剤で髪の毛は抜けましたが、副作用が落ち着くと体も楽になり、手術後は普通の生活をすることができました。

 

長男の小学校卒業を見届け、中学入学を迎えた後、約7ヶ月で復職しました。がんになり職場の態度が変わって仕事を続けることができなくなったという話を耳にします。でも私の職場は違いました。同僚はとても親切で温かく迎えてくれました。

 

私が所属する部署は重い荷物や部品を持つことが多いのですが、私にできるだけ負担をかけないように配慮してくれました。そういった対応はやはり部署の責任者の方の気配りがあったからこそだと思います。部署の上司である責任者にも恵まれ、同僚にも恵まれた環境で働いているのだと、今も感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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