乳がんになって広がる世界(よちさん_4/4)

April 19, 2018

乳がんと共に生きる素敵な女性を紹介する「乳がんと私」。よちさんの最終回です。辛い治療も一段落、乳がんになる前よりも行動範囲も交流範囲もぐんと広がりました。

 

*乳がんと告知され声が震えた(よちさん_1/4)

*乳がんになっても仕事は続けられる(よちさん_2/4)

*抗がん剤の副作用時期はアロマで乗り切る(よちさん_3/4)

 

 

乳がんになったことはとても悲しいことですが、乳がんになったから気づいたこともたくさんあるのだと感じています。それは人の温かさを改めて実感できたことです。職場の同僚の気遣いのほか、私の周りにいる皆が私を助けてくれました。

 

当時小6の息子は地域のスポーツ少年野球に所属していました。試合などの当番、いろいろな行事など、抗がん剤治療中の私の体調が優れないときに子供の送迎をしてもらたりと本当に助けてくれました。この時期にお世話になった方には本当に感謝の言葉しかありません。たくさんの優しさと温かさをいただきました。

 

また乳がんになって私の考えも変わりました。今まで私の行動を占めていたのは、一番に子供・家庭、そして仕事、最後に自分の為の時間、でした。でも病気をきっかけにもうちょっと自分の為に使う時間を増やそうと思いました。それまでは「子供が大きくなったら・・・」と思っていたことは、「やりたい(できる)ことは今やろう」と思うようになりました。老後の楽しみ…じゃなくて今を楽しむ。

 

乳がんのコミュニティサイトで知り合った方たちと一緒にランチをしたり、お出かけしたり。オフ会を計画し、新しい交流をすることが私の楽しみになりました。

 

他にも、私の通院している病院にはがん患者会はあるのですが、乳がん患者会はありません。私が乳がんと診断された時、同じ病気の方と話をしたいと思いました。病院のがん患者会に何度か参加しましたが、私が欲しいと思う情報は思うように得ることができませんでした。

 

またがん支援センターの看護師さんからも「他の乳がん患者さんからも、乳がん患者同士で話せる場がないかとよく言われる」とお聞きしました。ならば、私がその場を作ろうじゃないか!と乳がんサロンを開催することにしました。

 

患者会となると、病院からのサポートが受けられるのですが、いろいろな規定等ができてしまうため、私の行動できる範囲で、私の重荷にならないようにと、乳がん患者さんが気軽に集まっておしゃべりできる場をモットーに2~3ヶ月に不定期で開催しています。乳がんになってから、私の行動範囲も交流範囲もグンと広がったように思います。

 

乳がん治療は抗がん剤・手術を経て現在はホルモン治療のみ。もちろん再発の不安はあります。でも、不安を抱えて毎日を過ごすより、楽しいことを考えて過ごす方が絶対いい。楽しいこと(オフ会・ランチ・お出かけ・観劇・子供の野球の応援・趣味全般)を目標に、その楽しいことが終わればまた次の楽しいことに向かって、前向きに進むことが今の私の楽しみです。(了)

 

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