リンパ浮腫を予防するための日常生活7つのポイント

September 5, 2019

 

今日はリンパ浮腫についてです。乳がんになるとよく聞く言葉ですね。

 

乳がんと診断され、脇の下のリンパに転移していることがわかった場合、そのリンパ節を切除します。これを腋窩リンパ節郭清(えきかりんぱせつかくせい)と呼びます。

 

リンパ節を切除することで腋窩(えきか:わきの下のこと)の再発を予防することができます。

 

さて、再発予防のためには腋窩リンパ節郭清は必要なのですが、これによりリンパ浮腫が起きてしまうことがあります。

 

重度のリンパ浮腫になると、腕が極度に浮腫み、日常生活にも支障がでてしまうのですが、現在、腋窩リンパ節郭清手術の件数は減少傾向にあり、重度のリンパ浮腫になるケースは少なくなってきました。ただしセンチネルリンパ節生検でもまれにリンパ浮腫になることがあるので、注意しましょう。

 

リンパ節を切除することにより、本来ならリンパ節によって吸収されるたんぱく質が組織の中にたまります。このたんぱく質がさらに水分をひきつけてしまい、組織内にたんぱく質と水分が増加し、これが浮腫みとして現れてしまいます。

 

手術をした側の腕には鍼・灸、強い力でのマッサージ、また美容目的のリンパドレナージやマッサージは絶対に行わないようにしましょう。

 

 

<リンパ浮腫を起こさないための日常生活の注意ポイント>

①窮屈な衣類やアクセサリーを避ける。指輪や腕時計にも注意!

②遠心力がかかるような運動は避ける。運動しすぎ、疲れすぎに注意。

③引越し、大掃除など、いつもよりも動きすぎる時は注意。

④スキンケアで肌の清潔・保湿を心がける。

⑤傷・虫さされに注意!血液の循環量が増えて浮腫みやすくなります。

⑥十分な休養と睡眠を。

⑦肥満防止・適正な体重を保ちましょう。

 

リンパ浮腫は術後すぐになる方もいれば、数年経ってからなる方もいらっしゃいます。またリンパ浮腫の特徴的な初期症状はなく、10mm以上腕回りが増えると,リンパ浮腫が現われていると考えられます。

 

一度リンパ浮腫になってしまうと、元通りに戻るのは難しいとされています。もし気になるようならお医者さんに早めに相談しましょう。

 

 

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