ウィッグ&ネイルを楽しむ

抗がん剤の副作用で良く報告されるのが、脱毛と爪の変色・変形です。どちらも外見が変化してしまうため、精神的に辛い副作用のうちの一つです。逆にこの部分の対策がうまくいけば、明るくこの時期を乗り越えることが出来ます。

 

ここでは、この時期をおしゃれに楽しむためのウィッグの選び方とキレイな爪の保ち方、そしておすすめグッズをご紹介します。

1.自分にぴったりなウィッグの選び方

 

抗がん剤治療が決まったら、まず用意したいのがウィッグです。とはいえ、たくさんの医療用ウィッグから何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。ここでは自分にピッタリのウィッグを選ぶための4つのポイントをご紹介します。

 

①いつ買うの?いくつ買うの?

乳がんだからといって、すべての方が抗がん剤治療をするとは限りません。医師より抗がん剤治療を行う、という指示がでてから購入しましょう。

 

頭髪は抗がん剤の初回の投与から2週間ぐらいしてから抜け始めますので、余裕をみて、治療がスタートする前までには用意しておきましょう。ウィッグの着用期間は1~2年ほど。その間にほとんどの方が複数個購入されます。

 

もともとの自分のスタイルに近いものを買うのも良いですし、いつもと違うスタイルをこの機会に試してみるのも良いでしょう。

 

②医療用ウィッグかファッションウィッグか?

2015年4月より、経済産業省が医療用ウィッグのJIS規格を制定しました。ホルムアルデヒド、パッチテスト、色落ちなどの試験をクリアした製品がJIS規格適合品として認められます。

 

JIS規格適合品だと安心して使えますが、ファッションウィッグが着用できないわけではないので、ファッションウィッグを選ばれている方もたくさんいらっしゃいます。

 

③店頭で買う?ネットで買う?

少し前までは、ウィッグといえば、店頭販売が主でしたが、最近はネットで販売しているショップも増えてきました。

 

店頭販売の場合、丁寧なカウンセリングを受けられて試着して購入することができます。購入後にカットやスタイル維持のためのフォローサービスがついているところも。

 

ネット販売の場合も、サイズやカラーを無料で交換してくれたり、事前に試着できるショップも増えてきました。じっくりお気に入りを選びたいときは店頭販売、気軽に買いたいときはネットショップがおすすめです。

また最近は医療用ウィッグを扱う美容院も増えてきました。髪が生え始めても全体が揃うまではなかなかウィッグを外すことができませんので、途中に数回カットが必要になります。脱毛前からウィッグをはずすまでの間、専門家に髪のケアを任せるのも安心ですね。個室やカーテンなどで仕切られているところがほとんどですからプライバシーも保たれています。

 

④人毛?ミックス?人工毛?

価格は 人工毛 < 人毛と人工毛のミックス < 人毛 の順に高くなります。

 

人毛は見た目は自然なのですが、通常の頭髪と同じようにシャンプーやブローなどのお手入れが必要になります。

 

人工毛は人毛と比較しお手入れは楽なのですが、人工毛特有のツヤが不自然に見えてしまう場合も。

 

両方の特徴を半々に持つのがミックスです。

 

ただし、人工毛であっても、ツヤが抑え目なものを選べば、逆にツヤを生かすことでアンチエイジング効果も期待できます!

 

​まず最初に購入すべきウィッグは?

ウィッグが必要な時期は1~2年ほど。いまは手頃な値段で買えるウィッグが増えてきたので、ほとんどの方がこの期間に複数個購入されます。

でも初めてのウィッグ選び、自分にしっくりくるお気に入りに巡り合うためには少し時間がかかってしまうことも。また髪が抜ける前と後ではサイズも違ってきます。

そこでまず最初に購入する際におすすめは、帽子タイプのウィッグです。これはニット帽のような素材に人工毛が植え付けられているもの。まさにニット帽をかぶるように装着できます。サイズ選びにも困りません。

ウィッグを一番使うシーンは、ちょっと近くまで買い物に行くときや、急に宅配便が家にきて玄関で対応しなくてはいけない時という方が多いかと思います。こんな時に一番重宝するのが帽子タイプウィッグなんです。

まずは、脱毛する前に帽子タイプウィッグを準備しておき、治療が進む中で予定や好みに合わせておしゃれ用のウィッグを買い足していくことをおすすめします。

帽子タイプウィッグでお勧めは「ラピス」です。裏地に竹繊維が入っているので、抗菌・通気・除湿・伸縮性に優れ、さらっとしたかぶり心地です。ショートタイプの他、ミディアムタイプもあります。

 

ラピスは乳がん治療に必要な「とっておき」だけを集めた通販サイトBC Storeでご購入いただけます。

 
 
 
 

ぼうしタイプウィッグ

(ショートスタイル)

10,584円​

haircare2バナー.jpg

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2.キレイな爪を保つために

指先はよく使うので、そこに痛みが出ると、日常生活に支障が。また爪は視界に入りやすいので、白く浮いていたり黒ずんだりすると、とても気分が滅入ります。乳がんサバイバーのアイデアをご紹介します。

予防方法

冷やす!

抗がん剤投与中に指先を冷やします。血行を悪くして細胞の分裂スピードを遅くする、抗がん剤を末端まで届かせないことが目的です。アイスグローブやアイスブーツを用意している医療機関も増えてきました。ビニールに氷や保冷剤を入れたお手製のアイスグローブを持参する方も。

 

とにかく保湿!

そもそも爪は乾燥すると割れたり、縦に線が入りやすくなるので、食器洗いのときは手袋をつける、水仕事後はネイルオイルなどを使ってすぐに保湿するなど、抗がん剤治療時期は特に保湿を心がけましょう。

 

またマニキュアを落とすリムーバーは爪の水分と油分を取ってしまうので、この間は使用を控えましょう。夜寝るときも手袋をしたり五本指ソックスを履くのもお勧めです。

 

それでも変色・変形してしまったときのおすすめグッズ

いろいろと予防をしてもどうしても爪の変色や変形が起きてしまった場合は、便利なアイテムを使って爪先の保護と共におしゃれを楽しんでしまいましょう!

 

【爪に優しい京都生まれの胡粉ネイル】

胡粉(ごふん)とは貝殻から作られる顔料の一種で、古来より日本画などに使われていました。無臭で除光液を使わずに落とせる、爪にやさしいマニキュア。優しいレトロな色味も魅力です。落とすときはアルコールか専用の除去剤を使います。

上羽絵惣公式ネイル通販サイト

 

 

【ネイルチップとお湯で落とせる粘着剤】

ネイルチップはドラッグストアのほか、minnecreemaなどのハンドメイドマーケットに手ごろな値段で可愛いネイルチップがたくさん売られています。お出かけのときだけ使いたいときなどにお勧めです。気になるネイルチップの粘着剤ですが、お湯で落とせるタイプなども最近販売されています。